伊勢田邦貴先生遺作展面白すぎる先生の絵

伊勢田邦貴先生は1昨年お亡くなりになり今年3回忌となる。私が日本出版美術家連盟に入ってから随分とお世話にもなりかわいがって頂いた先生です。

先生が亡くなる前一度アトリエに遊びに行き絵を見せて頂きたいと思っていながら実現することなくお亡くなりになり本当にもっと早く行っていれば良かったと後悔してました。

そんな折娘さんから連絡がありお父さんのアトリエを片付けてしまったとのこと慌てて駆け付けたのですがだいぶ処分されたとのこと残念がっているうちに遺作展をしようということに話が進み私も展示やその他大々的にお手伝いをすることになった。

先生の絵は江戸川乱歩の怪人20面相をはじめに皆さんも必ず見たことがある少年少女向けの探偵小説や若草物語など少年少女文学全集の表紙や挿し絵など膨大な仕事をなさっていた。

展示お手伝いにイラストを整理しているうちあまりに面白いイラストがでてきたのでみなさんにもお見せしたくなった。

昭和29年の少年画報社の連載探偵小説『片目の魔王』島田一男作イラストは伊勢田先生だ。昭和29年は私が生まれる1年前だ。どんな小説だったのか？絵が面白すぎて笑ってしまった（このおじさんヒゲはえてますよ）そんなわけで楽しい楽しい遺作展になりそうです。

展覧会は
伊勢田邦貴遺作展
10月24日（月）から30日（日）
日本橋ナンワギャラリー℡03-3241-3929　　
ご期待下さい
絵も売ってます。もう2度とないかもこんな展覧会は